五戸警察署は五戸町内にある金融機関のATMに人を感知して音声で注意を呼びかける装置を設置しました。青森県内では初めての取り組みで、5月19日、五戸警察署の署員が五戸支店のATMコーナーを訪れ装置を取り付けました。この装置は、特殊詐欺による被害を防ぐために設置。装置は「こちらは五戸警察署です。『携帯電話を持ってATMへ行け』それは詐欺です」とアナウンスが流れます。注意を呼びかける装置は音声でも呼びかけて特殊詐欺による被害を防ぐ五戸警察署独自の取り組みとなります。チラシにより視覚に訴えるほか、自動音声装置で聴覚に訴える効果があります。
五戸警察署の小谷浩信署長は「『ATMへ行け』は詐欺であることを耳から訴えたい。電話をしながらのATMの操作、携帯を見ながらの操作などの姿を見かけた場合は、ひと声かけてほしい」と呼びかけました。
五戸支店の横田美津子支店長は「今回の設置で少しでも被害者が減ってほしい。JA八戸管内では、まだ詐欺被害が出てないが、詐欺被害の防止予防になり、良い取り組みだと思う」と話しました。
自動音声装置は、五戸管内のATM2カ所に設置しています。
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