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八戸市農業経営振興センターで開校式を行い、 塾長の水越善一組合長は「このキッズあぐり塾で、野菜を収穫し、 保護者の方々と一緒に料理をして食べることで、野菜をもっと好きになってもらい、 野菜の生長を確認しながら、皆さんも一緒に野菜の先生になってもらいたいと思います」とあいさつしました。 八戸市の熊谷雄一市長は「皆さんがキッズあぐり塾に参加してくれたこと、とても嬉しく思います。野菜作りの経験をしながら、 農業や食の大切さを学んでくれることを期待しています」と述べました。 収穫体験 八戸市農業経営振興センターの幸田洋平技査が講師を務め、三八地域の天気や野菜、 八戸市の伝統野菜である「食用菊」や「糠塚きゅうり」について説明しました。 講習の後は外に出て、ニンニクを乾燥させる倉庫とトルコギキョウの栽培ハウスを見学。 トルコギキョウの値段を例に、収入などのクイズが出され、塾生たちは元気よく答えていました。 また、夏秋イチゴと春イチゴの収穫体験を行い、ハウスの中の色鮮やかなイチゴに目を輝かせて収穫していき、 試食した塾生たちは「酸っぱい」「甘い」など味の違いを確かめていました。 ちゃぐりんの授業 収穫体験の後にはちゃぐりんの授業を行い、新人職員3人が先生を務め、 (一社)家の光協会が出版している「ちゃぐりん」を用いたクイズを出題。 「ジャガイモは種を植える。○か×か」「オナモミはどちらか」「スイカの水分量は90%か50%か」などのほか、 おいしいバナナはどちらか、という二択問題では、鮮やかな黄色のバナナに対し、シュガースポット(黒い斑点)のバナナの写真を見た瞬間、 「こっちだこっち!」と即答。教室内が笑いに包まれました。 また七夕が近いため、最後に全員で短冊に願い事を書いて発表しました。 感 想 授業の後、全員で感想文を書きました。塾生たちは「初めてニンニクの乾燥庫が見られて嬉しかった」「イチゴがとても美味しく、収穫が楽しかった」と述べました。 キッズあぐり塾では、野菜の収穫や料理教室、ちゃぐりんの授業を12月まで4回行う予定です。
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